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日本海新聞、2015/1/25掲載

  • 2015/01/25

長瀬氏(元香美町長)出馬表明

現職上田氏と一騎打ちへ

兵庫県議選(4月8日告示、12日開票)の美方郡選挙区(定数1)に、元香美町長の長瀬幸夫氏(75)=同町村岡区村岡が24日、無所属で立候補する意向を表明した。同選挙区では現職で3期目を目指す上田良介氏(64)―同町香住区森=出馬準備を進めており、2氏の一騎打ちで8年ぶりに選挙戦となる公算が大きい。

8年ぶりに選挙戦の公算

長瀬氏は記者会見で「昨年末の衆院選は、美方郡の住民にとって選択肢がなかった。住民は現状に納得していない」と主張。無投票だった前回県議選にも触れ「住民に選択肢を提示したい」と出馬理由を語った。

町長経験から、基幹産業の振興には県との連携が重要と強調。選挙戰では「住民が身近に感じる県行政」を掲げる構え。県議の不祥事続発を受け、監査機能の強化など議員の体質改善も求めていく。

一方、県議会で最大会派の自民に所属する上田氏は、企業や個人などのあいさつ回りに重点を置いた活動を既に展開している。2月下旬には選挙事務所を構える予定。

インフラ整備や地場産業の振興、古里づくりを軸にした議員活動を振り返り「満点とは言えないが、合格点には届く」と自己評価。「産業を振興すれば人は必ず集まる」と、人口減少問題を踏まえて地場産業の発展を主導する考えだ。

県議選告示まであと2ヵ月あまり。同選挙区では他に目立った動きはなく、共に香美町を地盤とする2氏の争いとなりそうだ。

(福谷二月、綾木めぐみ)