ご挨拶

長瀬幸夫から皆さんへのお礼 香美町・町長職を終えて

 平成27年は、戦後70年目を迎えるとともに、阪神淡路大震災の痛ましい災害から20年目になります。また、美方郡では香美町・新温泉町両町において合併10年目となります。

 こうした節目を迎える中で統一地方選挙が行われます。県下では、県議会議員をはじめ、市町長、市町議会選挙が各地で行われることになっています。

 戦後70年の間、あの痛ましい敗戦から国民が一丸となって、復旧復興に身体を張って血の滲むような努力によって、高度成長を成し遂げ世界の先進国と肩を並べるまでに成りました。しかしバブル崩壊後、十分な検証もなく身の丈も考えず、ただ成長を追い求め、景気対策として公共事業・補助事業へと財源を繰り出し、国も地方も借金漬けとなり、今日では借金大国となり先進国の中でも最悪となっています。

 少子高齢化が進む中でこれらのツケは次世代に重く圧し掛かってきます。しかし残念なことに国会議員・地方議員からはあまり危機感が伝かってきません。今こそ、自ら危機感を持って身を削り手本を示すべき時ではないでしょうか。昨今不祥事の続く兵庫県議会議員の政務活動費、国政を担う国会議員の政治活動費の使途は、納税者である国民を愚弄しています。国民の苦しみが分からない政治家では改革など夢のまた夢です。

 選挙前になると、有権者の機嫌取りのような耳障りの良いばら撒き政策が出されますが、私たちはしっかりと見極める必要があります。ツケは国民に、特に、私たちの子や孫の世代に回されてしまうのです。改革は私たち有権者が変わらなくてはできません。これは一重に有権者の責任であることを私たちがしっかりと自覚しなくてはいけないと思います。

長瀬幸夫